美味しいお米の炊き方

計量

カップや枡で計量する場合は、軽く盛るようにしましょう。
計量を間違えると結果的に水加減を間違えたことになり、炊き上がりに大きく影響します。

 


洗米


Point-1
お米は一番はじめに触れる水を、一番多く吸収します。ですので、すすぐ水に良い水を使い、そして素早くすすぎましょう。
ここで時間をかけるとヌカくさいごはんの原因になります。
また、ここで用意する水は、軟水です。軟水は、お米に多くの水分を吸収させ、酵素の活性化でお米の澱粉を軟らかくし、より弾力あるごはんに炊き上げます。

Point-2
研ぎ水は出来るだけ冷水を使用して下さい。お湯を使っての洗米は水分の吸収以外にお米の表面をふやかし炊き上がりが悪く味も損なわれてしまいます。
冬場でも気合いの冷水でお願いします。

◆炊き始めから沸点に達するまでの温度差があればあるほど炊きあがりのごはんがおいしくなります。
だから冷たい水を使用して下さい。

＊＊＊洗米の手順＊＊＊

 
1. あらかじめボールなどに水を貯めておく。
2. お米をザルに入れ（1）の水に静かに浸し2〜3回素早くかき混ぜる。
3. 水切り後、軽くかき混ぜるように揉む20〜30秒ほど
4. 上から水をかけ２〜３回ほどかき混ぜ水きり
5. （4）を30秒ほどで2回行う

浸漬


私たちが食べているご飯は水分が約65％
稲刈りされた時のお米の水分はたったの15％くらい。
なんと！残りの50％分の水は、私たちが後から足したものなんです！

すすぎと水に漬けることで水分15％の白米が水分30〜32％になり、さらに炊飯することで水分65％のふっくらご飯になります。 水温5℃くらいの冬場で120分、水温20℃くらいの夏場で30分ほど水に漬けるのが目安となります。



お米（白米）の保存について

常温保存


約1ヶ月を目安にお召し上がりください。直射日光の当たらない風通しの良い場所に置いてください。

冷蔵保存

約３か月を目安にお召し上がりください。 ★冷蔵庫や野菜室での保存は最もおすすめ!長期保存でも味が落ちにくいのが特徴です。ただし、ほかの食材のにおいが付きやすいため、密閉性の高い容器で保存してください。